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グーグルアドセンスで収益化の方法とポリシー違反。登録方法を解説。【Google AdSense】

ブログやwebサイトを運営する上で、クリックされると広告収入が発生する「クリック型報酬」と呼ばれる広告の1つにGoogle Adsens(グーグルアドセンス)があります。ここではアドセンスの登録の方法を紹介していきたいと思います。

Google AdSense(グーグル アドセンス)とは

グーグルアドセンスとは、自分が所有しているウェブサイトやブログにAdSense利用規約に従いアドセンス広告を表示させ、クリックされると報酬が発生する「クリック型報酬」や「クリック報酬型」と呼ばれるソリューションです。
登録するには、YouTubeでのみ、Googleが運営する無料ブログBlogger(ブロガー)でのみ使えるホストアカウント(ホスト型アカウント)
自分の所有する複数のサイトやブログに貼り付けることのできる非ホストアカウント(非ホスト型アカウント)の2種類があります。

ホスト型アカウント

ホスト型アカウントは手軽に作れるアカウントになりますがYouTubeにしか、bloggerにしか広告を表示できません。アップグレードという形で非ホスト型アカウントに変更できます。
詳しくはこちら
【2017年版】ホスト型アカウントからアドセンスをアップグレードする時の注意点【Google AdSense】

非ホスト型アカウント

非ホスト型アカウントを作る場合には所有するサイトやブログを審査してもらい、審査に合格する必要があります。審査に合格し、非ホスト型アカウントを取得したあとは、YouTubeにもBloggerにもサイトやブログにも貼り付けて広告で収益化することが可能です。
ただし、無料ブログにアドセンス広告を使用する場合には有料プランに申し込む必要があったり、最初からアドセンス不可だったりしますので登録している無料ブログで確認しておきましょう。

アドセンスは誰でも登録できるのか

AdSense の利用規約に記載されているとおり、AdSense プログラムに参加するにはサイト運営者様の年齢が 18 歳に達している必要があります。

18 歳に達していない場合は、保護者の Google アカウントを使用してお申し込みを送信してもらってください。保護者のお申し込みが承認された場合、お支払いはすべてサイトの責任者である保護者の方に対して行われます。

引用元AdSenseヘルプ:年齢に関する要件

とありますので、18歳以下の小学生・中学生・高校生は保護者(親・兄姉)名義で登録する必要があります。もちろん報酬も保護者名義に支払われますので、登録時にきちんと相談しておきましょう。

AdSenseでの収益の目安

アドセンス広告をクリックされると発生する収益ですが、実際何をクリックされると何円みたいな明確な情報開示はありません。クレジットカードや転職の広告がクリックされると高そうという予想しかありません。
アドセンス広告のクリック単価やクリック率の平均も開示されていませんので、公開している方の数値を参考にするしかありません。

AdSense収益の平均

私の場合は1クリック数円~数百円の広告が表示されたことがありますが、平均値は1クリックで約35円になっています。クリック率は約0.3%です。ページごとのクリック率だと約0.6%でした。
例えば
アドセンスが表示されているページを1,000回見られたとして、6クリック。210円の収益が発生する計算です。
毎月5万PVがあるサイトにアドセンスをすべてのページに張り付けていれば、300クリックで10,500円の報酬が見込める計算になります。
平均収益は、5万PVで1万円。10万PVで2万円。15万PVで3万円でしょうか。
あくまでも私の平均値なので、アドセンスを表示する場所、表示された広告の内容、広告の成約率でそれ以上だったりそれ以下になる可能性は大きいですので、一つの参考としてください。

AdSenseに登録できるサイト数

いくつでも登録できるようです。最初の1つ目に広告を貼り付ける場合には審査が必要ですがそれ以降は審査の必要はありません。審査は独自ドメイン必須ですが、審査後は独自ドメインでも無料ブログでも自分が所有しているサイトであればアドセンスを貼り付ける事が可能になります。
ただし、無料ブログなどは有料登録しなければアドセンスの利用が不可だったり、有料でも利用不可能だったりします。一度自分が登録しているブログの規約などで確認してみましょう。

行いがちなAdSenseのポリシー違反

アドセンスで収益化している間は、利用規約・ポリシーをしっかり守る必要があります。ポリシー違反を行った場合はアカウント停止になったり、悪質な場合はアカウントが無効になりますので注意しましょう。
それでは、代表的なポリシー違反を説明します。

アドセンス広告を自分でクリックする

広告が掲載され始めた直後なんかは、試しにクリックしたくなりますが、我慢しましょう。どんなページが表示されるか気になるかもしれませんが、自分でクリック(自己クリック)は禁止されています。
広告のテストを行いたい場合はAdSense ヘルプのGoogle サイト運営者向けツールバーについてを確認してください。Chrome ブラウザの拡張機能を使って「テストクリック」が可能です。

アドセンス広告をお願いする

youtubeの動画内やブログで「アドセンス広告をクリックしてね」などとクリックを誘導してはいけません。

広告ラベル

アドセンス広告を表示する時は、「広告」「スポンサーリンク」とラベルの下に貼り付けましょう。現在許可されているラベルは2種類のみです。「関連情報」や「関連リンク」のような誤解を招くラベルは許可されていません。

広告だと分かりにくい

メニューや動画、画像の近くに広告を表示させるのはポリシー違反になる可能性があります。
理由は「偶発的クリックの誘導」という意図しないクリックを防ぐためだと思います。
例:「次へ」をクリックしたつもりが間違えて広告をクリックした、など。

アドセンス掲載禁止コンテンツ

健全なサイト運営を行っている場合でないと広告掲載がポリシー違反になります。種類が多いのでヘルプより引用します。

Google 広告が掲載されるページで、次を含めること、または次にリンクすることはできません。

  • ポルノ、アダルト向け、成人向けのコンテンツ
  • 暴力的なコンテンツ
  • 差別的な発言(人種、民族、宗教、障害、性別、年齢、従軍経験、性的嗜好 / 性同一性に基づく特定の個
  • 人や集団への差別や暴力を助長するコンテンツを含む)や、嫌がらせやいじめなどに類するコンテンツ(個
  • 人や集団に対する攻撃を奨励するコンテンツ)
  • 不適切な表現
  • ハッキングやクラッキングに関するコンテンツ
  • 迷惑ソフトウェアに関するポリシーに違反するソフトウェアや他のコンテンツ
  • 不正なソフトウェアやアドウェア
  • 違法な薬物や麻薬関連製品に関するコンテンツ
  • 絶滅危惧種を原材料とする商品を奨励、販売、宣伝するコンテンツ
  • ビールやアルコール度の高い酒類の販売
  • タバコやタバコ関連商品の販売
  • 処方箋医薬品の販売
  • 武器および兵器や弾薬(銃火器、銃火器のパーツ、戦闘用ナイフ、スタンガンなど)の販売
  • 授業や講義の課題、または論文の販売や配布
  • 報酬を提供して、広告や商品のクリック、検索、ウェブサイトの閲覧、メールの購読をユーザーに促すプログ
  • ラムに関連するコンテンツ
  • その他の違法なコンテンツ、不正行為を助長するコンテンツ、他者の法的権利を侵害するコンテンツ
  • また、主なコンテンツで AdSense 未対応の言語が使われているページに AdSense コードを配置することは許可されません。

引用元:AdSense ヘルプAdSense プログラム ポリシー

例えばコメント欄に記載されているURLがアドセンス禁止ページだとポリシー違反になります。コメントは非表示にするか、承認制で表示しましょう。

Google 機密情報

最近はアドセンスでの収益を報告するとアカウント停止になるという人がいますが、規約にはお客様は、自らによる本サービスの利用によりもたらされた Google による支払総額を正確に開示することができます。とありますので、アカウント停止の対象にはなりません。実際は「収益管理画面のキャプチャー公開でアカウント停止」になっています。「〇〇稼いだ!」というだけではアカウント停止にはなりません。アドセンス管理画面を詳細にキャプチャーしてしまい、クリック率やページCTR、管理画面のレイアウトを公開してしまったがためにアカウント停止になったと考えられます。
もしブログやSNSで収益を公開する場合は気を付けて公開しましょう。

9. 秘密保持
お客様は、当社の事前の書面による承諾なく Google 機密情報を開示しないことに合意するものとします。「Google 機密情報」には、(a)本サービスに関連する一切の Google のソフトウェア、技術および文書、(b)本サービスとの関係において広告媒体の実績に関連したクリックスルー率その他の統計、(c)本サービスにおけるベータ版機能の存在およびそれに関する情報、ならびに(d)Google により提供されるその他の情報であって、機密であると指定されるか、それが提示される状況において通常機密とみなされるものが含まれます。Google 機密情報には、お客様による本サービスの利用より前にお客様にとって既知であった情報、お客様の責によらず公知となった情報、お客様が独自に開発した情報、または第三者によりお客様に適法に与えられた情報は、含まれないものとします。本第 9 条にかかわらず、お客様は、自らによる本サービスの利用によりもたらされた Google による支払総額を正確に開示することができます。

引用元:AdSense 利用規約

詳しくはAdSenseヘルプ

分からないことはヘルプを見ましょう。
広告の配置に関するポリシー
アカウントの閉鎖につながった無効なトラフィックとポリシー違反
無効な操作やポリシー違反によるアカウントの停止

Google AdSenseに登録する

ここでは、ホストアカウントではなく、サイトやブログにアドセンス広告を貼り付けることができる非ホスト型アカウントの登録方法を説明します。

まずはGoogle アカウントに登録する必要があります。
登録方法はこちら
Googleアカウントに登録する方法と、7つのおすすめGoogleアカウントサービス紹介

Google AdSenseにログイン

まずは、アドセンスにアクセス。
オンライン ビジネス - ウェブサイトの収益化 | Google AdSense – Google

 

ログインまたはお申し込みはこちらをクリック。

 

ウェブサイトの登録

 

こちらに登録したサイトで審査を受けるようになります。サイトのURLを貼り付け、言語の選択をして保存して次へをクリック。

連絡先情報の登録

 

  • 国または地域
  • タイムゾーン
  • アカウントの種類
  • 名前と住所
  • メインの連絡先
  • AdSenseをどのようにお知りになりましたか?
  • AdSenseメール設定

以上7つの入力を済ませお申し込みを送信をクリック。

タイムゾーンの選択は東京の場合下の方にあります。「UTC+9:00」を探すと見つかりやすいです。

 

AdSense 利用規約に同意

 

利用規約を読み、チェックを入れて同意をクリック。

 

サイトをAdSenseにリンク

 

広告掲載先の<head>内にコードをコピーして貼り付けましょう。貼り付けが完了したら、チェックを入れて完了をクリック。

あとは審査結果を待つだけになります。

アドセンス審査

 

以上で登録は完了です。お疲れさまでした。

最大で3日間とありますが、1ヶ月近くかかる場合もあります。メールが届かない場合は気長に待ちましょう。審査結果に合格し、無事承認された方はアドセンス広告を貼り付けて収益化することが可能になりました。おめでとうございます。

残念ながら審査に不合格になってしまった方は合否メールに不承認になった主な理由が記載されていますのでそこを重点的に改善しましょう。同時に審査サイトのコンテンツを充実させたりポリシー違反がないかチェックも行って再審査を受けましょう。再審査は何度でも受けれますが、ある程度改善しないと合格しない場合が多いので気を付けましょう。

Google AdSenseまとめ

審査に承認するまでが一つの壁なんですが、そこを乗り越えると複数のサイトに広告コードを挿入できるので収益化において非常に便利なグーグルアドセンス。ポリシー違反には十分注意して運営していきましょう。

アドセンス審査をもっと詳しく知りたい方や、審査に受からない人はこちらも参考にして下さい。
【これで解決!】グーグルアドセンスの審査通過対処法【Google AdSense】

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